インドネシア警察、バリ島テロの容疑者射殺
インドネシア国家警察は10日、2002年にバリ島で起きたテロ事件などにかかわったとされるドゥルマティン容疑者(39)を9日、ジャカルタ郊外で射殺したと発表した。東南アジアのイスラム教過激派組織ジェマ・イスラミア(JI)の一員。警察は今月下旬のオバマ米大統領訪問を控え取り締まりを強めている。
ドゥルマティン容疑者は、200人以上が犠牲になった02年10月のバリ島テロで、爆弾の製造を担当した疑いが持たれている。その後フィリピン南部で地元のイスラム教過激派に軍事訓練を施し、爆弾の作り方を教えていたとされる。インドネシア、フィリピン、米国、オーストラリアが指名手配していた。
警察は2月下旬以降、同国西部アチェ州で軍事訓練を続けていたグループを摘発。ドゥルマティン容疑者がジャカルタ郊外バンテン州に潜んでいることを突き止め、9日にアジト周辺で銃撃戦となった。近くで爆弾の周辺機器が見つかった。同容疑者はアチェのグループに対し武器や資金を提供していたという。
日本経済新聞より

